三才堂薬局 -漢方・免疫療法-

精神・神経内科の疾患

ストレスに強くなる
2021年9月13日 15:49

「ストレスがある」「 ストレスになる」。俗に言う「ストレス」は精神的な意味で使うことが多いのですが、医学的用語としてのストレスは、外部からの刺激によって身体に生じる反応・緊張状態のことを言います。

天候などの環境的要因、過度な運動・睡眠不足などの身体的要因、そして精神的要因がストレスの元になります。

本来、ストレスに対する反応は危険回避・恒常性維持のためのものあり、ストレスがかかると内分泌系ではコルチゾール・βエンドルフィン、自律神経系ではアドレナリン・ノルアドレナリンが分泌され、身体を守ろうとします。

ストレス反応は、長期間続かなければ問題はありません。しかし、長期化すると脳の炎症状態(交感神経の優位とコルチゾール量の高値)が続き、疲れ・倦怠感、免疫力低下、精神不安などを引き起こし、自律神経失調症・慢性疲労症候群・うつ・認知症、に至るケースもあります。

漢方のストレス病治療は、今ある症状を緩和することはもちろんのこと、最終的にはストレスに耐えられる身体作りを目指します。

ストレス病の主症状である疲れ・倦怠感は、漢方の得意分野でもあります。

三才堂薬局では、様々な方向(作用機序)からアプローチできる成分・生薬を服用して頂き、予防・治療に対応してきました。比較的効果のあったものは以下の通りです。

1. βエンドルフィンを誘導して不安や緊張を和らげる。⇨ エゾウコギ

2. 脳の炎症・酸化の身代わりになり神経細胞を保護する。⇨ プラズマローゲン

3. 免疫を整えることで脳の炎症を抑えると同時に全身の免疫を整える。⇨ LEM+LEF

その他、心脾顆粒、温胆湯、逍遥顆粒なども使用頻度が高い漢方薬です。

身に起こる全ての変化はストレスです。適度なものは必要なものであり、身体に良い影響を与えます。急激な過剰な変化や長期化するストレスに身体が負けないようには、睡眠・軽い運動・抗酸化物質の多い食事などトータルの養生が必要です。そして、漢方薬の併用もお勧めします。

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