三才堂薬局 -漢方・免疫療法-

精神・神経内科の疾患

もっと脳を休ませよう
2020年8月16日 16:07

ここ10年ほどで働き盛りの30代〜50代の方が「物忘れ外来」を受信するケースが増えている。パソコンやスマホの使用頻度が高まり、文字や写真、動画などの情報過多によって脳が疲弊し「脳過労」の状態になることが要因。(日経2020年2月22日)とありました。

情報量が多くなると、脳は交感神経を酷使し炎症を起こします。交感神経が活発に働くと活性酸素が出来て細胞を傷つけ、その状態が持続することにより脳内には老廃物が溜まります。遂には脳機能が低下し認知症やうつ病へとつながることもあると言われます。(情報過多→ストレス・炎症→脳疲労=脳過労)

脳疲労になると、単純なミスが増え、物覚えが悪くなり、飽きっぽく、あくびや日中の眠気などの症状が現れますので、そのサインを見逃さないようにしましょう。

それでは、脳疲労にならない為にはどうしたら良いのでしょうか。重要なことは、日中入る情報を出来るだけカットすること。今、自分に直接関係ない情報はインプットしないことです。それだけで大分脳は助かります。そして、情報や記憶の整理する為の時間をつくること。日中に何も考えないでボーとする時間をつくることも有効と言われています。しかし、何よりも大切なのは良質な睡眠を確保することです。睡眠は、記憶の定着の他にも脳内の老廃物の排出(デトックス)など直接的に脳疲労を改善する働きがある為です。

写真にあるホタテ由来プラズマローゲンは、元々身体に存在するもので脳の炎症(活性酸素)から脳細胞を守る働きがあります。当初は認知症の改善の為に開発されたものですが、現在はうつ病や不眠症など多くの精神科領域に応用されています。当薬局でも40,50代の世代のストレス炎症に対してお勧めし、比較的効果があるように感じています。

プラズマローゲン以外にも脳の炎症を抑える作用のあるものやストレスが全身に及ぶ体調変化にたいしての漢方薬など予防や治療に役立つものもあります。しかし、まずは自分で出来る事を、①情報のカット②睡眠の確保を心がけて、脳を休ませましょう。

☆不眠でお困りの方は、健康相談の「不眠」の項をご参照ください。

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