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<LEMとは… >
LEMとは、サトウキビの残渣と米ぬかを混ぜた培地にシイタケ菌糸を注入することで得られた発酵産物です。
1985年にシイタケから抽出・精製されたレンチナンが抗悪性腫瘍薬として認可され、同様に海外でもアメリカ・カナダ・韓国で抗がん剤の認可を受けています。
<LEMの作用>
LEMは免疫の司令塔であるマクロファージを刺激して免疫の調整をします。その結果として細菌・ウイルスの排除やガン細胞の抑制効果が期待できます。また、最近では脳・神経への作用、抗アレルギー作用なども注目され臨床応用されています。
今回は、その中から抗ウイルス作用について説明します。
― 抗ウイルス作用 ―
ガンとウイルス感染は似ています。何が似ているかというと、共に細胞の中でしか生きられないところです。ガン細胞は細胞内の遺伝子が傷つき変異した異常細胞、ウイルスは細胞内に侵入することで増殖・拡散して数を増やしていきます。
この細胞内のトラブルにはキラーT細胞を中心とした免疫機構が必要であり、LEMはキラーT細胞を活性化させてガンやウイルスの排除に力を発揮します。
LEMのウイルス感染に関しての作用は4つあります。
①ウイルスの細胞内侵入防止・・・ウイルスとくっついて感染予防
②ウイルスの増殖(コピー)を抑制・・・1個のウイルスから数千ものウイルスがコピーされるのを抑える
③細胞膜を保護しウイルスを閉じ込める・・・ウイルスが細胞を破壊し外に出ることを抑える
④免疫細胞を元気にします・・・免疫細胞が感染した細胞やウイルスを排除します
LEMは、エビデンス(科学的根拠)のしっかりした商品です。多くの基礎研究、臨床研究がなされ、確かな免疫調整のメカニズムや抗ウイルス作用が解明されています。
現代の病気(慢性疾患も含め)の中には、ウイルスとの関わりがある可能性があると言われている疾患も増えてきています。ガン、うつ、慢性疲労症候群、コロナ後遺症などです。
これらの疾患以外にも免疫調整剤として臨床で数多くの病気・症状に使われており皆様に知って頂きたい商品です。