呼吸器・皮膚科の疾患
カバナVK-10
2021年7月8日 15:58
北海三共(三共製薬子会社)が開発した商品。
主原料であるカバノアナタケは、免疫細胞を刺激して免疫を調整する作用と強い抗酸化作用を持ち、更に、腸や皮膚の栄養素となるビタミン・オリゴ糖を加えることにより、腸管免疫強化に特化した商品となっています。
カバナVKの服用により皮膚病が良くなった人は多数いらっしゃいますが、今回は著効例を一例ご紹介します。
[ 症例]
40代の男性の突然の発疹。皮膚科では、薬疹の疑いもあるとのことで、内服のステロイドが処方された。
2日後の再診、思ったほどの改善が見られなかったようで、同じ内容の薬を処方されました。
御本人は、ステロイドを長期間服用したくないとのことで来局。相談後、初回はステロイドとの併用という約束で、カバナVKを服用していただいた。
そして2日後来局、ほとんどの発疹は治まり劇的に改善が見られました。
更に話しを伺いますと、御本人の判断でステロイドを中止しており、カバナVK単独投与での改善したというから、本当に驚きました。
これほどの著効例には、なかなかお目にかからないのですが、慢性の皮膚疾患・粘膜系疾患では良い結果が出ている商品です。