三才堂薬局 -漢方・免疫療法-

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ニキビの養生
2023年7月7日 15:55

これからの季節、肌を出すことが多くなってくると、ニキビで悩む方が多いと思います。そこで、漢方の「清熱解毒法」という方法でのニキビ改善を紹介します。

漢方では「肌は内臓の鏡」といわれ、身体の内側の状態が肌に現れるといわれています。熱や湿など外からの刺激により、体内に熱がこもったり「気」や「血」の巡りが悪くなり老廃物がたまると、ニキビができやすくなります。特に思春期は皮脂が過剰に分泌され、顔や胸、背中などにできやすいです。大人のニキビは思春期と少し違い、頬から顎への「フェースライン」や首が多く、皮脂分泌の少ない部位にも発生します。肌を健康に保つためには、体の内側からもしっかりケアすることも必要です。

食事の欧米化、生活習慣の乱れ、睡眠不足、ストレスや過労は体に余計な熱がたまります。中医学では体に余計な熱や不要なもの、害をもたらすものを「熱毒」といいます。この「熱毒」が体に影響を与えて肌に発赤、腫れ、熱感、痛み、痒み、しこり、化膿などさまざまな不調を引き起こします。このような体の不調を整えるために「清熱解毒」という方法を用いて、体を整えて、綺麗な肌をめざしましょう。

①清熱解毒の食材を食事に取り入れる。 苦瓜、小松菜、レタス、トマト、キュウリ、大根、白菜、レンコン、豆腐、西瓜、梨、びわ など苦味がある食材、緑の食材、葉野菜がお勧めです。また、緑茶や菊花のブレンド茶もよいです。

②漢方でよく使う清熱解毒作用がある生薬を用いて養生する。 金銀花(スイカズラ)、蒲公英(モウコタンポポ)、野菊花(シマカンギク)、紫花地丁(ノジスミレ)、龍葵(イヌホウズキ)などがあります。 中国、特に日本に似て蒸し暑い広州では「涼茶」という清熱解毒の生薬をブレンドしたお茶が良く飲まれています。

③生活のリズムを整え、食事や睡眠(23時までの就寝がお勧めで、7時間位取るとよい)をしっかり保つことが肌のターンオーバーを促します。便通を良くし、適度なスキンケアも大切です。

漢方の清熱解毒法で熱毒をすっきりデトックスして、綺麗な肌をめざしましょう。

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