三才堂薬局 -漢方・免疫療法-

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11.2 クローズアップ現代・NHKから
2021年12月8日 16:50

11月2日、NHKクローズアップ現代で放映されたコロナ後遺症から。

コロナウイルス後遺症は、日本では感染から半年後に4人に1人の割合のかたが苦しんでいます。原因や根本的な治療法も確率していないため、コロナ後遺症外来のある病院でも対応に苦慮している状態です。後遺症は男性よりも女性のほうが多く、症状によっては若い瘦せ型の人が出やすいようです。(漢方では気血不足の人であることが推測されます)

メカニズムの研究をしている京都大学の上野教授の考えでは、「味覚障害・嗅覚障害などの比較的軽い後遺症は、ウイルスを排除するT細胞が少ないために炎症や症状が継続している。重い後遺症については、逆にT細胞が多く暴走が起こり炎症が持続している。」としています。(過剰なT細胞の活動を抑えるTreg細胞の働きが追いつかない状態です。)

<まとめ>

番組では、10代高校生の倦怠感・めまいの話、40代男性の「ブレインフォグ」(脳に霧がかかり思考力が働きにくい状態)の話もありました。その中のブレインフォグの患者さんのサーモグラフィ画像では脳の冷えが確認されており、前回LINEで紹介しました「心の冷え」も同じようなことが起こっている可能性もあると思いました。

上野教授が提唱する軽症と重症はメカニズムは違いますが、免疫の調整が治療となります。漢方では気血不足と瘀血(血液の滞り)を改善させることにより、免疫系を整える方法が良いと思います。

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